合わせて当たり前

朝からKの朝食とお弁当を作っていた。

 

炊飯器とガスとオーブンフル稼働。

お湯を沸かしたり麦茶を煮出したり。

エアコンは付けない。

Kは買い物好き。私から見たら平気で浪費する。

だから少しでも節約したい。

台所周辺の窓を全開にして料理する。

温度計は50℃を超えることもあるが気合でやっている。

 

Kの朝ごはんが出来た。

トースト。卵料理。多めのサラダ。

ブルーベリー。ヨーグルト。ラズベリー

冷たいジャガイモのスープ(タマネギ、ジャガイモ)

コーヒー。

涼しい所に持って行って食べるK。

 

私はお弁当を作り、水筒を2本用意する。

食べ終わったKがやって来た。

無言で台所周りの窓をすべて閉めていく。

次々に閉めていくものだからこちらは汗が滝のように流れる。

ただでさえ暑いのに。

「何してるの?」

「もう出かけるから」

 

あなたは朝食が終わりました。涼しい所にいました。

でも私はあなたがあって当然だと思っている朝ごはんと昼ごはん+水筒2本を

準備していました。

私は朝食はおろかまだ何も自分のことをしていません。

家を出られるはずもありません。

それなのに(毎度毎度)どうして「自分が家を出る時間=私が家を出る時間」

という前提になっているのでしょうか。

窓を閉められたら暑くてたまりません。

そう言いました。

「あ、そう。でももう家を出なくちゃ」

窓を開けることもしません。悪いとも思いません。

あーあ…